サクソフォンとその仲間



SAXOPHONE

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サクソフォン<Saxophone>
19世紀にアドルフサックスが発明したいちばん新しい木管楽器。
本体は金属製ですが、発声部はクラリネットと同じシングルリード。
E♭管のソプラニーノサクソフォンからB♭バスサクソフォンまでさまざまな同属楽器があります。
楽器の歴史が新しいため、オーケストラではほとんど使われませんし、 吹奏楽でもあまり目立ちませんが、ジャズではなくてはならない楽器です。
ソプラノ・サクソフォン<Soprano Saxophone>
サクソフォン族の中で最高音域を受け持ちます。
B♭管でクラリネットのようにまっすぐな管です。(曲がっているのもある)
アルト・サクソフォン<Alto Saxophone>
普通サックスといえばこれですね。
E♭管でしっとりとした中高音を奏でます。
テナー・サクソフォン<Tenor Saxophone>
アルトサックスはネックがL字型ですが、テナーはS字カーブを描いています。
B♭管で泣かせるシブイ中低音を奏でます。
バリトン・サクソフォン<Baritone Saxophone>
管のネックの部分がぐるっと巻いてあります。
E♭管でアルトサックスのオクターブ下の音が出ます。
重厚な低音の響きは、パイプオルガンのペダルトーンを連想させます。
 

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